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三角帽子と、万聖節の前夜祭【AngelBeats! 生徒会+ユイにゃん★】

段々肌寒くなってきましたね。
秋めいてきて過ごしやすいけど
そろそろ寒くなるんだろうなあとぼちぼち思ってしまったり(笑)。

ハロウィン行事かわいいですね★
直井のドラキュラコスみたいです(^^)。絶対かわいい★

つーわけでハロウィンのお話です。
AB!のチビ組みんなかわいい(^▽^)/

****** ▼ 追記記事 ▼ ******






「校庭の屋台の配置、体育館の舞台スケジュール、教室の割り当ては
 昨日の会議通りで各部・クラス共問題ないようです。
 後は当日のトラブルがない事を祈るのみですね。」
「そうね。・・・屋台は運動部が多いから、毎年数人、火傷が出るのよね・・・。」
「まあ、例年どうりの軽い火傷くらいなら問題はないと思いますが・・・。」

生徒会室に向かう道すがら、途中で肩を並べた立華奏に、
直井文人は手短に文化祭の進捗状況を報告する。
それを聞きつつ、相変わらず言葉少なにこっくりと頷く生徒会長。
・・・お互い何度目かもわからない文化祭運営だ。
やる事も一緒、陣頭指揮を執るパートナーも一緒。
だから普段より忙しかったとしても、どこか手慣れた風情があった。

「あと、家庭科部から文化祭の助成費の上乗せの申請が・・・。」
「許可してあげて。家庭科部は毎年、材料費より良いものをだしてくれて人気があるから。」
「わかりました。その方針で議事を取ります。
 教師や生徒会役員の説得の為に必要なので、当日のメニューと料金の確認はとるつもりです。
 立華さんもこの点は異存はないですか?」
「うん。そうしてくれると助かる。」

いつものやりとり、いつもの会話。
SSSの中にいる時と、生徒会に身を置いている時のリズムは違う。
台風の中にいるような賑やかな時間と、ゆったりと流れていく時間。

・・・だから後ろからかけよってくる豆台風への反応が1テンポ遅れた。

「ひゃほ~~!副会長~~~!!これあげる~~~!!」
「!!うわあああっ!!!」

後ろからぶわっっと飛んでくる黒い布地は
あっという間に目の前を覆い隠してしまって非常に驚かされた。
上から降ってきた布地をとって慌てて振り返る。
・・・するとそこには、黒いドレスと三角帽子、
星型のステッキをもったピンクの髪のユイの笑顔があった。

「ありゃりゃりゃ、相変わらず副会長、肝がちいさいっすねえ~。」
「!!!ふざけるな!!後ろから布を投げつけてくる変な奴は僕の学生生活には存在しないっ!!
 そんな馬鹿予期できなくて当然だろうが!」
「まったく相変わらず口悪いですね。最近は慣れましたけど。
 あとそれ、布は布でも単なる布じゃないですよ~?」
「!なんだと?」

・・・そういえば今日は暦の上では10月最終日。
非常に嫌な予感を抱きながらさっきまで自分を包みこんでいた黒い布地をしげしげと見る。

「…おい。貴様にこれを渡した馬鹿はどこのどいつだ?」
「こーんなアホなお祭りやるのゆりっぺ先輩しかいないじゃないですかあ。」
「…タキシード?」
「…立華さんは黙ってて下さい・・・」

後ろから覗きこんでくる立華奏の視線を感じて脱力する。
そういえば、昨日の校長室のデスクはお菓子だらけで
ゆりや日向が部屋の飾り付けに余念がなかった気がする。
・・・いつもの事だから特に気にしてはいなかったが
手の中の衣装とユイの服装をみて合点がいった。
自分にあてがわれた衣装は多分ドラキュラ伯爵だろう。
・・・襟の広い黒いマントは、TVでよく見る定型的なデザインだ。

「・・・貴様らガキだろ・・・。」

思わず零れた本音を、魔女姿のユイは笑顔で聞き流す。

「いいじゃないですか♪
 魔女のかっこしてトリックオアトリートっていうだけでお菓子もらえるんですよ♪
 ハロウィン万々歳です~♪」
「・・・興味無い。大体ここにいる以上、皆年齢は殆ど変わらないだろうが。
 どこに行けば仮装した貴様にお菓子をくれる奴がいるって言うんだ。」
「それは大丈夫ですよ~。雰囲気で大人組と子供組わけてるらしいです。
 ゆりっぺ先輩とかひなっち先輩とか音無先輩とかが大人組で、
 あたしとか関根先輩とか入江先輩とか副会長とかが子供・・・。」
「ちょっと待て!!なんで僕が子供組なんだ!!」
「いや、むしろあんたが大人組に入ってたら神様もびっくり仰天ですよ・・・。
 つー訳で、あたしはあんたを迎えにきたんですっ!!
 ほら、校長室にいきましょうってば♪音無先輩も待ってますよ~!」

笑顔のユイに片手を取られて直井は正直慌てる。
音無結弦が待っているならいきたいのはやまやまではあるが、
それでも、今はずっと前からの先約があるのだ。

「こら、愚民!!ちょっとまて!!」
「なんですか?今日はイベントなんですから
 またいつもの意地張るのはなしですよ~。」
「誰がいつも意地張ってるだ!!誰が!!
 そりゃあ音無さんがいるなら行きたいが・・・30分後に、生徒会室で会議がある。」
「ええええっ!?そーなんですかぁ・・・?」
「だからいけない。音無さんには謝っておいてくれ」。
「はぁーい。音無先輩とひなっち先輩とゆりっぺ先輩と皆に謝っておけばいいんですね。」
「…後ろの連中はいらない。」
「はいはい、ツンデレありがとうございました~!
 でもどーせあたしたち暇ですし、
 ゆりっぺ先輩に頼めばパーティー開始二時間くらい遅らせられるかな~。」
「別にそこまでしなくてもいい。
 貴様らだってさっさと終わらせて帰りたいだろ。・・・それに・・・。」

・・・そこまでしゃべって、手の中の衣装がなくなっていることに気付いた。
振り返ると目をきらきらさせた立華奏が、マントを広げてうっとりしている。

「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ふくかいちょー。天使ってハロウィン好きなんですか?」
「・・・・・・そういえば何度か、ハロウィンパーティーの行事を企画していたな。
 皆僕が企画の段階で潰したが・・・・・・・・・。」
「うわ、それめっちゃやりたいんじゃないですかあ。
 つーか何度も潰してるとかどんだけ鬼畜なんですか、あんた。」
「・・・・・・馬鹿言うな。僕達は高校生だぞ。
 高校生がハロウィンパーティーするなんてどう考えてもおかしいだろうが。」
「まーそーですけどぉ。でも皆、幸せじゃなかった高校生なんですよぉ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そう言われると、確かに少し思う所もある。
ここは確かに、普通の高校ではないのだ。

隣で憎まれ口をたたくユイの三角帽子を直井は無言で取りあげた。

・・・帽子を取られて目を丸くするユイの前で、
マントを広げている奏の頭にふんわりと三角帽子が舞い降りる。

「・・・・・・直井君?」
「立華さんは、多分そちらのほうが似合いますよ。」

そう言われて、天使は
ほんの少し目を丸くしてそして静かに微かに笑った。
・・・高校生らしくない幼い笑顔に溜息をつく。
それでも、なかなか笑わない少女の機嫌良さ気な表情は
先ほどのユイの台詞と相まって、ほんの少し心が痛かった。

「で、どうします~。
 二時間後にセッティングし直すならトランシーバーで連絡とりますけど。」
「僕が連絡する。」
「え?連絡だけならあたしでも・・・」
「・・・連絡だけじゃ、済まないからな。」

不思議そうなユイからトランシーバーを受け取ると
どこか憂鬱気な表情で直井はボタンを操作する。
数回のコールの後、聞こえてくる声が音無結弦である事に安堵した。
・・・天使を大切にしている音無なら、話はスムーズに進むだろう。
敬愛する音無に説得を任せてしまう事に心を痛めつつ
状況を伝達すると二つ返事で了解してくれた。
魔女の衣装も何着か予備があるらしい。
非常にありがたい状況だった。

「すみません。宜しくお願いします。
 ・・・パーティー中起こった事は、僕が責任持ちます。
 リーダーにはくれぐれも、僕が責任をとると伝えておいて下さい。」
「わかった。
 奏に甘い俺ならともかく、直井がそこまで太鼓判を押すなら
 ゆりも普段よりは簡単に説得できるだろ。
 それじゃ名前はありがたく借りておく。」
「はい、宜しくお願いします。」

通話を終えて時計を見ると、会議の開始まで後15分。

生徒会長と副会長である事を考えると非常にまずい時間だった。
責任者は10分前には会場で待機が原則なのだ。

まあ当の生徒会長は三角帽子を被って御満悦で
あまりそういうことを考えてはいなそうな様子ではあるけれども。

「立華さん、そろそろ会議室に向かいます。」
「・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・うん、わかった。」

言われて名残惜しそうに三角帽子を脱ぐ。
そのままユイに渡そうとする手を、黒い腕が無言で制した。

「・・・・・・・・・・・・?」
「・・・・・・それは、後でつかいますから。」

不思議そうに見上げてくる天使を見ながら今日何度目かの溜息をついた。
やはりなれない事はするものではないと思う。
正直非常に気恥ずかしい。
そして目の前には、予想通り不思議そうな顔のユイがいる。
帽子を返さない理由は告げねばらないだろう。

「・・・おい、愚民。」
「愚民じゃなくてユイにゃんですよ~。
 で、あたしは帽子どうすればいいですか~。」
「校長室に戻ったら音無さんが別の三角帽子を渡してくれる。
 貴様はありがたく音無さんからもらった帽子を使うんだな。
 ・・・さっきの三角帽子は、立華さんにでも下げ渡してやれ。」
「はー、どーしてあんたは素直にものがいえないんでしょーねー。
 ま、わかりました。天使はあんたが今日一日責任持つんですよね?」
「ああ。会議が終わったら立華さんと一緒に校長室にいく。
 貴様らの戯れに付き合ってやるんだから感謝しろよ。」

直井の言葉にユイは苦笑する。
まあこういう言い方はいつものことだ。
いちいち腹を立ててたらこの神様とは一緒にいられない。
むしろ翻訳ができるようになるとこれはこれでみていて面白かった。

「はい、りょーかいです★
 じゃあゆりっぺ先輩にはすっげー楽しみにしてるって伝えておきますね!」

それだけいい捨てるとユイは直井の文句を背に校長室に走る。
・・・今年のハロウィンの参加者は昨年に比べて+3名。
当初は+2名だと思っていたのを考えると
予想以上に賑やかになりそうだった。

「・・・それにしても」

廊下を走りながらユイは思う。

「天使のあの帽子、会議の間はどこにおくんでしょうかねー。」

・・・まあ、多分ロッカーとかあって、その中にしまうのかな。

そんな事を思いつつ、
ユイはドレスのすそを持ちながらばたばたと校長室にかけていく。
まだ魔女の衣装姿を彼女は日向に見せてはいない。
大好きな先輩の感想が楽しみで少女は大急ぎで校長室にかけこんだ。






・・・ちなみに会議中の三角帽子はというと

「・・・・・・・・・立華さん・・・・・・」
「どうしたの?」
「・・・・・・お願いですから、会議中はその帽子脱いで下さい・・・。」
「キュートだわ」

ずっと生徒会長の頭の上に保管されて
非常に副会長を困らせたという事です。


どっとはらい


(END)



三角帽子を被って御満悦な奏ちゃんが書きたかっただけのお話(笑)。

奏ちゃんはあんまりしゃべってくれないけど
目が口以上にものをいう雰囲気があるので
じーーーっと興味あるもの見つめてる雰囲気が可愛いなあって思います(^^)。

とりあえず今回からBLOGに乗っけてるのも
一応pixivにあげてます。
なんとなく公にしにくいもの以外は
これからはpixivにあげようかなって思っていたりします。

ちなみに14話の「キュートだわ」が可愛くて好きなので
奏ちゃんに「キュートだわ」っていわせるの好きです(^^)。
カブちゃんに頬擦りしてる天使ちゃんかわいい★



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