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一番星に、誓いをこめて【Angel Beats!10話後の日向と音無話】

10話終了後の音無君と日向君のお話。

…元々はひなユイをと思って書いたのですが
どうもAB!が恋愛より友情のが書きやすいみたいです。

…次は直井関係で何か書きたいと思ってるのですが
ちゃんとしたひなユイもネタが浮かんだら書いてみたいなあ。

あと、10話の感想は後日書きますね♪

****** ▼ 追記記事 ▼ ******






・・・あの雨の日のグラウンドから、ずっと考えてた。



岩沢は、報われたから消えたんだと、直井は言ってた。
ゆりっぺも、あいつの言葉を否定しなかった。



・・・振り返ればあの日のフライは、
どう見たってセカンドのオレの守備範囲だった。

なのにピッチャーの筈の音無は、必死にオレに向かって駆けて来て・・・・・・。













・・・・・・



カキ―――――――――ン。


――――――――――――――――白球が舞う。

あの日、俺がセカンドフライを落としたグラウンドで
音無とユイは、バッティング練習に精を出していた。




・・・いつも目の前をふわふわ動いていた長い髪。
普段は綺麗にセットしてる髪を乱しながら、
あいつは一生懸命にバッドを振っていた。

昼間はすっげーー楽しそうにサッカーボールを蹴ってた。
今だってホントにヘロヘロで、
すぐにもバテそうだけど、それでも一生懸命で・・・・・・。

・・・夕焼に照らされながら必死にバッドを振る少女。
それはいつもの馬鹿なガキじゃなくって、年ごろの女の子だった。
匂い立つような優しい香りが、疲れた笑顔を彩っていた。


・・・そっか。

あいつはライブの時も、こんなカッコいい笑顔で笑うんだっけ。





・・・・・・・・・・・・音無。お前一体、何やってんだよ。
そんなに必死に、何やってんだよ。


・・・ユイ、消えちゃうんじゃねえのか?
・・・そんなに頑張ったら、消えちゃうんじゃねえのか?




「お前ら、なにやってんの?」

「お前もやるか?本気の野球」



・・・夕暮れのグラウンドで、確かに音無はそういったんだ。






だから決めた。

オレは今日惚れたこの女が、幸せに逝くのを見守るんだって。











一番星に、誓いをこめて







「大体お前さ、態度変わりすぎなんだよ。
 ちょっと前まで俺がグローブ持つだけで慌てて取り上げてたくせに
 昨日は、本気の野球してみないか・・・だろ?
 ふつーに怪しすぎだろ。いくら俺がアホだってわかるさ。」

相変わらず気遣うように話しかけてくる音無に
オレは何でもないように笑ってみせた。

・・・そんなに気になるならいっその事消さなきゃ自分が楽なのに。
・・・それでもユイに報われてほしいと願ったあいつが、如何にもあいつらしくて。

そんな音無らしさに・・・・・・どこか救われた気がした。

「・・・気にすんなよ。むしろ、良かったんだよ。
 オレには自分からあいつを送ってやる勇気は、なかったしさ。」
「・・・でも、ユイを最後に送りだしてやったのは日向だろ。」
「当たり前だろ。あれを音無がいったらオレはお前を殴ってたさ。」
「・・・俺には言えないよ、あれはさ。」

心底困った顔で音無が苦笑する。


―――――サンキュ、親友。

お前のそういう所、オレは凄く好きだぜ。






空には一番星が、輝いていた。

音無と2人、それをみあげる。

・・・なんとなく、夜空に最初に瞬いた星の輝きが
最後のあいつの笑顔を思い出して鼻先が痛んだ。



―――――――――――キス位したかったな。

最後の笑顔はそんな未練がないと言えば嘘になる位、可愛かった。



近すぎて気付かなかった
お互い馬鹿すぎて気付けなかった。
だって恋するより、馬鹿してる方が楽しかったんだ。

60億分の1の奇跡を二人で願った、オレの大事な女の子
―――――それはそんな恋だったから。




鼻がしらを擦りながら、音無からそっぽを向いた。
自分が赤くなってるのがわかる。
それが無性に照れくさかった。
だから人差し指を夕焼にピンとたてて、景気つけるように言った。

「な、音無。とりあえず最低一年以内に勝負つけような。」
「?・・・なんでだよ?」
「だってよ、ユイが運よく4月に生まれたとしたら
 一年以内に俺が生まれなかったら結局同学年になれねえじゃん。
 まあ、運悪くあいつが3月に生まれちまったら諦めるしかねえけど
 やっぱ彼女が年上ってのは主導権取れないからオレ的に問題なんだよ。」

自分でも驚くぐらい、能天気で明るい声だった。
・・・音無はそんなオレにびっくりして、それから、笑ってくれた。

「はは、そーだな。
 でも、日向は同学年だろうがなんだろうが、ユイと漫才しかできなさそうだけどな」
「あ、ひっでーーーーーっ!!
 じゃあお前、オレの近所にちゃんと生まれ変わってこいよなっ!
 俺が亭主関白でブイブイ言わしてるの見せてやっからさ。」
「あー、わかった、わかった。ちゃんとお前が尻にひかれてるの見に行ってやるよ。」
「ひでーーーっ!お前それがダチの言う事かよっ」


・・・ほら見ろ、ユイ。
安心しろよ、音無、笑ってるからさ。


空には綺麗な一番星。
お前が消えて初めて上った夜空の一等星。

―――――――――だから三人で笑った。
お前がいた時と同じように、幸せなピカピカの笑顔で。


・・・しばらく寂しいかもしれないけど、俺もちゃんとすぐに逝くから。
だから、寂しくても浮気するんじゃじゃねえぞって、
出来たばかりの彼女に、心の中で釘を刺した。

―――――――――世界で一番、愛してんだからさ。



(FIN)


AB!のキャラの優しさで一番好きな優しさは
日向の優しさだったりします。

音無も優しいんだけど、
万物普遍的な優しさより、仲間だから、ダチだからっていう
人間臭い優しさが好きなので
優しさではどうしても日向を押してしまう自分がいたりします。
ユイにゃん、マジで素敵な男の子GETしたなあって思います。

十話は最初見た時はひなユイの怒涛の展開に
ぼーぜんとしてたのですが
今朝二回目みたら色々じーーんときて
最後のシーンは凄く泣いちゃいました。
・・・とりあえず感想は後で書きますが
ホントにひなユイ両思いになったんだなあって今頃実感してきました。
生まれ変わったら絶対幸せになるんだよ・・・。
五体満足で幸せなカップルになれるって信じてるからね。

ひなユイが書きたかったはずなのに
なぜかユイが出てこないお話になっちゃったので
機会があれば今度は音無が出ない2人でラブラブなお話書きたいです。

次は直井でなんか幸せそうなお話が書きたいです。
TVの展開次第で違う話かいてるかもしれませんが(苦笑)

テーマ:Angel Beats! - ジャンル:アニメ・コミック

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ご連絡ありがとうございます。

匿名で頂いたメッセージですので
詳細はこちらにご記入できませんが
ご連絡頂きまして本当にありがとうございます。

該当の箇所を訂正させていただきました。
無学なもので助かりました。本当にありがとうございます。

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