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ハリーポッターと死の秘宝【J・K・ローリング】

憎しみは理解と愛に変わりました。

・・・それは憎まれていたものよりもハリーを救い、
そして憎まれたものもまた、彼に救われたのだと思います。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
(2008/07/23)
J. K. ローリング

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****** ▼ 追記記事 ▼ ******





・・・いっぱい、死にました。
大好きだったウィズリ―の双子の片割れフレッドが死んで、
ジョージは死なないですんだけど片耳を失ってしまった・・・
ル―ピンもトンクスも死んでしまいました。
折角子供も生まれて喜んでいたのに・・・。
ドビーは最後までハリーの友達でした。
最後までハリーの為に頑張って逝ってしまいました。

それでも、最終巻で得られたものもありました。
あんなに唾棄するほどに憎んでいたダードリー。
決してハリーに心を許さず、シリウスとハリーとマグルを
憎み続けたクリーチャー。
・・・いつだってハリーの前の憎しみの象徴だったスネイプ。

ダドリーはハリーに救われたことで、ハリーを一人の人間としてみてくれた。
憎み続けた2人の関係を変えたのは、ダドリーの感謝でした。

クリ―チャ―はハリーとは違う人間関係の中で、一生懸命大好きなご主人さま
レギュラス・ブラックを愛していました。
屋敷しもべ妖精だというだけで、自分が大好きだったブラック家を悪く言う
シリウスやハリーに譲られて、
必死に出来る範囲でブラック家の愛を貫く為に反抗をつづけていた。
・・・だからこそ、ハリーの優しさとレギュラス様のロケットは
クリ―チャ―の心を溶かしたのでしょう・・・。
彼にとってブラック家はレビュラス様であり、
レギュラス様を尊重したハリーの言葉はクリ―チャ―の願いであり
そしてレギュラス様を思う気持を認めてくれた事は
クリ―チャ―個人の尊厳を認めることと同じなのですから・・・。

いつだってハリーの前に立ち塞がったスネイプ。
・・・いつだってハリーを憎んで、それでもハリ―を何故か守ってくれた。
愛して届かなかったリリーへの思慕と、全てを奪ったジェームスへの憎しみと
・・・だからこそのあのハリーへの複雑な想いは知ってみるととてもとても悲しかった。

全てはリリー・ポッターの息子を安全に守る為に。

リリーが死んだ直後、彼女をエバンスと旧姓で呼んだ男が
怒りにかられてダンブルドアに叫んだ言葉。

長い年月をかけて、スネイプはジェームスを愛したリリーを認め、
そんな彼女の全てを愛する事が出来たのかもしれません・・・。
そうして、ずっと変わらず愛し続けていたんだと思います。
ホグワーツの通う前からずっと見つめ続けていたマグルの少女。
純血でないものを「穢れた血」と呼ぶ彼すらも魅了せずには居られなかった
魅力的で愛らしい、ただ一人の永遠の女性を。

・・・ハリーはスネイプとダンブルドアの名前を与えた
リリーの瞳をもつ自分の息子に言いました。

「お前はホグワーツの二人の校長の名前をもらっている。その一人はスリザリンで
父さんが知っている人の中でも、おそらく一番勇気がある人だった。」

・・・憎しみは何も生まないと良く言われます。
それでも、憎しみが悲しみを全く癒さないというのは綺麗事だと思ってます。
憎むことで、救われることだってある。
それでも、憎むことより、理解することの方が
本当は幸せで、誰をも幸せにする事だとも思います。
・・・ハリーが憎んだ人に、理解できるだけの何かがあった事、
そしてハリーにそれを理解できるきっかけがあった事が
とてもとても幸せに感じて嬉しかったです
それはハリーだけじゃなくて、相手も救ってくれたと思うから。

どんどんハリーの性格がひねくれてってるような気がして
ちょっと心配だったハリポタシリーズでしたが、
見終わってやっぱり良い童話だったと思います。
童話にしてはちょっと大人っぽい所もあるお話だったけど
人と人が理解すること、善を愛し悪を憎むこと
友情や愛情の素晴らしさ、信じることの難しさと素晴らしさを
7巻で一気に描ききって収束した気がします。


―――――死者を哀れむでない、ハリー。生きている者を哀れむのじゃ。
     特に愛なくして生きている者たちを

最後にダンブルドアがハリーに問いかけた言葉。
結局ヴォルデモートはただ一人寄り添うものもなく遺体を隔離され
誰にも惜しまれずに、一人きりで逝きました。
愛なくして生きた彼は、もしこの戦いに勝っても
きっと、この遺体にように、一人きりで生きたのでしょう・・・。
スネイプは最後の人生は幸せだったとは思いません。
それでも充実していたと思います。
・・・少なくとも彼は、リリーの為に出来る事をして
リリーに償う事は出来たのでしょうから・・・。
天国では、リリーだけじゃなくてジェームスやシリウスとも
幸せに暮らしてくれてるといいと思います。

微妙に印象に残ったのがマルフォイの父母でした。
今まで随分勝手に見えていたご両親たちでしたが
最後までドラコの事だけを7巻で考えてたのが凄く印象に残ってます。
ウィズリ―のご両親は子供たちに長いものに巻かれるのではなく
信念に従って生きる事を子供たちに教えました。
…だからこそ、ウィズリ―の子たちは皆勇敢で立派で
 誰もハリーを見捨てなかった。最後までハリーの傍にいた。
 だからこそ、フレッドは死んでしまった…。

命より大切なものを、譲れないほど大切なものを持つものは幸せです。
死んだとしても、自分の人生に悔いはないと信じたいです。
それでも、長いものに巻かれて、狡猾に楽に
信念というより状況にしたがって生きる事を
選びたくなるのも人なのだと思います。選ばせたくなるのも人なのだと思います
―――――だからこそ、この父母は、最後までドラコの事だけを考えていたのですから。

最初は情けなかったネビルは、最後までカッコよかったです。
生き残ってくれてよかったな。
おかしくなったホグワーツの中で必死に反逆をしつつ
最後の一人になってもハリ―を待ち続けて
誇り高いお婆様に誇りに思うって言ってもらえたネビルがカッコよかった。
ハリーが死んだと思った瞬間、
それでもあきらめずに最初にヴォルデモートに立ち向かったネビルが
すごくカッコよかったです。
本当の恐怖は、打ち破った恐怖の数だけ、克服できる可能性が上がるんだと思います。
生まれ持っての勇者にはないけど、必死に這いつくばって前に進んだ少年の勇気。
最後の章でネビルの勇敢さを讃えた作者がとても嬉しかったです。

ジニ―は初恋を実らせてハリーと無事結婚出来て良かったな。
ハーマイオニーとロンも幸せな家庭を築いて
マルフォイもお咎めなしで幸せに暮らしてみたいで何よりです。
失ったものはない訳じゃないけど、失った人の命は報われて
彼らが心から望んだ、幸せな世界がやってきてくれた。
彼らの勇敢さを語るものが、彼らの素晴らしさを知るものが生きて
それを語り継いでくれる。
だから彼らは皆の心の中で生き続けてくれるんだと思います。

とりあえず最後まで読み終える事が出来て良かったです。
結局4巻以降は本箱のスペースの関係で図書館で借りてくる事になっちゃったので
ところどころうろ覚えながらも(汗)楽しく読み進めてました。
映画も楽しみにしてます♪
時間がある時に映画でも見直そうかな~。
多分スネイプの見方が変わってるから楽しく見えそうです♪



テーマ:児童文学・童話・絵本 - ジャンル:小説・文学

*** COMMENT ***

大分前のもののようですが、貴方の感想に涙が出ました。明日も頑張ろう、そう思いました。

コメントありがとうございます。

そう言って頂けると嬉しいです。
ありがとうございます(^^)。

ホントにハリポタの登場人物は
最後まで皆一生懸命頑張って生きていたと思います。

そんなハリーやネビル、スネイプ先生たちが大好きです(^^)

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