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彼女の装い【ティアティア・アルサルシスコン話】

ふと思いついたので書いてみました。
随分前からいってる現代男3人でのアルサルシスコン話とは違うお話です。

・・・アルサルって何故かシスコン話ばっかり思い浮かぶのはなんでだ・・・(爆)



****** ▼ 追記記事 ▼ ******

「おい、アルサル」
「お!?お前も稽古するか?」

うららかな日差しの中、
アロウンは庭園のテーブルでお茶を飲みつつ
横で素振りをしているアルサルに声をかけた。
「稽古はしないがな。それよりずーーっと気になってたことがあるんだが。」
「なんだよ。」
アルサルはアロウンの質問に素振りで振り上げた模造刀を下す。
そこで彼の視線が声をかけた自分に向いてないことに気づいて首をかしげた。

視線の先を追ってみるとそこには
リムリスとエルミンと一緒に花壇の花を世話をしているリアンノンの姿があった。
妹を見つめるアロウンの温かな眼差しに気を良くしたアルサルは
傍にある木に剣をたてかけると、向かいの椅子に腰を下ろした。
「なんだよ、アロウン。我が妹の可愛さに惚れ直したか。」
テーブルに頬杖をついてアロウンに向かってアルサルはにやにやした。
最愛の妹が自分の友でもある夫の視線を集めてるのは非常に嬉しいものだ。
けれど続くアロウンの言葉はアルサルの想像とはちょっと違っていた。

「なあ、アルサル。リアンノンの服は全部お前が作ってるんだよな?」
「?・・・ああ、そうだけど。それがどうかしたのか?」

「あのスカートの裾って、なんで前と後ろで長さが違うんだ??」


             ★★★


「・・・何だ、せっかく喜んでたのに、そんなことかよ。」
「ずっと気になってたんだから仕方ないだろ。」

アロウンは見るからにがっかりした様子のアルサルをみて口をとがらせる。
大体、自分の妻が可愛いなんてわざわざ妻の兄に言うことじゃないだろう。
けれど、アルサルとしてはその言葉こそ欲しかったわけで
随分前にリムリスが置いていった自分の紅茶をつまらなそうに飲みほした。

「別に大した理由なんてないぞ。
お前が目覚める2年くらい前かな?
村の女どもの間で今より少し短めのスカートが流行ったことがあるんだよ。」
「・・・ほお。戦士ではないゲールの年頃の女は
比較的長い裾を好む印象があったがそんな時期もあったのか。
田舎だとしても時の流れの中で新しい流行りを作っていくものなんだな。」
「・・・だけど俺は、あんまり妹に肌をだす服を着て欲しくなかったんだよ。
女の子は慎ましい身なりをしてるのが一番可愛いからさ。」

さっきとは違う意味でむす・・・としたアルサルの顔にアロウンは苦笑する。
確かにこの兄馬鹿っぷりでは、可愛い妹がスカートの丈を
短くしたいとおねだりしたらそれはそれは困ったことだろう。
実際、アルサルはその時を思い出したように眉間にしわを寄せていた。

「だけど随分、ねだられてさ。
三日三晩悩んだ末に、前の方だけ流行りの丈にして、
後ろは普通の長さにしてみたらどうかなって思って作ってみたんだ。
あれだったら、足は見えるし、その上慎ましいだろ?
そしたらさ、すごく気に入ってくれたんだよ。」
「なるほどな。確かにあれなら上品な上にほっそりとして女らしい。
お前も意外な才能があるもんだな。
可愛い妹が喜んでくれて嬉しかったろ、お前。」
「いや、全っ然。」
アロウンの賞賛にアルサルは大きくため息をつく。
「あんまり気に入ってくれ過ぎて
短い丈の流行りが廃れてもあのまんまでさ。
俺としてはできたらもとに戻したいんだけどな。」
「そうか?俺は初めてリアンノンを見たときから、
あの服を着たリアンノンは可愛いと思っていたがな。」
「・・・・・・・・・今、お前、なんていった?」
「ああ、あの服は可愛いって・・・。」

・・・気付くと目の前のアルサルは嬉しそうに眼を輝かせていた。
アロウンはやな予感がして思わず言葉を重ねる。

「・・・おい、アルサル。一応言っとくと俺は服が・・・。」
「そっか!可愛いと思ってたのか!!嬉しいぞ、友よ!!
やっぱりリアンノンは滅茶苦茶反則な位可愛いよなっ!!」
「・・・アルサル・・・俺は、服が・・・」
「だって服が可愛くたって、中身が可愛くなかったら
それを着たリアンノンが可愛いなんて思わないだろ♪♪♪」

アルサルはそう言いながらアロウンの手を
両手で硬く握りしめ満面の笑みを浮かべていた。
パラディウムから帰還した時並みの
満面の笑みを浮かべられては流石のアロウンも二の句が継げない。
・・・その上言ってることも正論なので思わずアロウンは赤くなった。
アルサルはそんなアロウンに気を良くして
左手を大きく振り上げて、ガッツポーズをとった。
「俺は今、心からあの服を作って良かったと思ってるぞ、アロウン!!
そっか、お前。あんな感じの服が好みなんだなっ!!
よ~し、明日からいっぱいリアンノンには新しい服を作ってやらなきゃな♪
気に入らなかったら遠慮なく言えよ!!
嫁にやった妹を可愛く飾ってやるのは兄の生甲斐なんだからさ♪」

・・・嵐のように叫んで鼻歌を歌いながら去っていくアルサルを
アロウンはなすすべもなく茫然と見送った。
・・・あいつ、リアンノンに変なこと言ったりしないだろうかと
穴があったら入りたい思いをしながら。



             ★★★



・・・そして一時間後の道具屋。



「あれれ?アロウン様。どうしたんですか。なんか元気ないですけど?」
「・・・なあ、エポナ。お前の鞄とった犬に俺のむしゃくしゃをぶつけてもいいか・・・。」
「・・・・・・別に私はいいですけどぉ・・・。
アロウン様のむしゃくしゃをぶつけられたら、あの犬死んじゃうんじゃないですか?」


エポナの最も過ぎる正論にアロウンは大きく肩を落としたのだった。







(FIN)


リアンノンのスカートの裾の長さの違いに気付いた時
ふとこんな理由かな~と思ってました。
で、今日こんな会話が思い浮かんだのでいそいそと書いてみました。
SSカテゴリにティアティア書くのは初めてですね。
一応メインジャンルでこっちに書くのは時間をかけてないお話だったりしてます。
サイトの方にのっけてるのはある程度時間をかけてる感じです。
そういやタリエシンやプィル様がいないお話も初めてですね…。
普通の所だとアロウンやアルサルが多いのが普通だから
如何に自分ん家が浮いてるかわかります(苦笑)。

PS3版はアロウン様とリアンノンに結構萌えたので
CP話もいつか書いてみたいなあ・・・。
タリエポも書いてみたいんですが
ギャグ話が苦手なので書く勇気とネタがなかなか出ないんだよなあ…。

ちなみにアルサルは無意味にアロウン様の傍で素振りしてると可愛いと思います。
稽古してほしくて無言の訴えしてるといいと思う(笑)。




テーマ:ティアーズ・トゥ・ティアラ - ジャンル:アニメ・コミック

*** COMMENT ***

おはようございます♪

あのシスコン振りならありえそうですね♪
とにかくリアンノンは可愛い!!と言う方向にもっていこうとする兄ですが、愛故ですものね☆
私もシスコン好きなんですが、解りにくい愛ではなく解りやすい愛であるところに惹かれるのかもしれません。(しかも全力!!)

ゲーム版とあにめ版、だいぶ違うようですね。
私は刷り込み画アニメ版なのでどう感じるかは実際見てからですが、丈の問題で色々かけずられるとしたら中々切なそうです。

ではまた♪

こんにちは♪

アルサルのリアンノン好きは可愛いですよね♪
PC版と違ってリアンノンがすっごくに~さま好きになってくれたので
現在アルサルとリアンノン兄妹はすっごくツボだったりします♪
妹思いの兄って兄弟関係の中で一番好きな設定なもので(笑)。
弟を可愛がるお姉ちゃんより、妹を可愛がるお兄ちゃんの方が
なんか好きだったりします(笑)。

アニメは・・・先の二話は思い入れがある回だったので
どうしても辛口になってしまいました(泣)。
ただやっぱり丈があるから仕方ないのかなとも思ってます。
ダーンウィンは原作だと、一時間15分以上かけてる所を
20分にまとめてるので・・・。
・・・せめて一話半使えなかったのかなあとは思っちゃうのですが
何か事情があるのかもしれないですしね・・・。
原作やってない方だと行間に違和感感じてる方と
感じてない方が半分半分みたいな感じだったので
悪い出来というより、普通の出来なのかもしれないです(^^;。
あんまり原作と比べないように気をつけてるのですが
・・・ここは4年前からずっと好きなお話だったので
どうしても辛口になってしまいました(泣)。

アニメからみるUTさんが楽しく見てもらえることを
祈ってます★
いつもコメントありがとうございます(^^)

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