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トロイ戦争はおこらないだろう【劇団四季】2008/9/4(木)PM6:30

アンドロマック : 坂本里咲
エレーヌ : 野村玲子
エキュブ : 斉藤昭子
カッサンドル : 都築香弥子
平和の女神 : 西田ゆりあ
虹の女神 : 岡本結花
ポリクセーヌ : 岸本美香
エクトール : 阿久津陽一郎
ユリス : 味方隆司
デモコス : 栗原英雄
プリアム : 山口嘉三
パリス : 田邊真也
オイアクス : 青羽 剛
ビュジリス 神保幸由
幾何学者 : 池田英治
トロイリュス : 大空卓鵬

プログラムみるとエクトールだけ阿久津さんと芝さんのダブル。
他キャストはシングルのようです。
阿久津さんで見えて嬉しかった(^^)。

****** ▼ 追記記事 ▼ ******

中学生の頃にイーリアスは読んでるのですが
…もう覚えてないので(泣)
かなり新鮮な気分で見えました。
ところどころ記憶もない訳じゃなかったし。
…折角だから読みなおそうかなあ。


一幕で思ったこと。
…流石ジロドゥ…ヒロインが電波(苦笑)。
んー、ジロドゥってひょっとしたら
自我が薄いヒロインが好きなのかもしれないですね。
最終幕より前のオンディーヌと言ってる事がそっくりでした。
自由劇場常連の野村さんが演じてて
声もオンディーヌと似た声を作ってるので
尚更でしたね。
私はオンディーヌの方が好きだな。
最終幕のオンディーヌが好きだから。

一生懸命戦争を避けようとするエクトールが
時代の荒波の中で懸命に一人相撲をしているようなお話で
酷く胸が痛みました。
戦争を止めるのは人間の良心であるというキャッチフレーズ通り
戦火の悲劇をみたエクトールや
アンドロマックに自らの妻の苦悩をみたユリスが
トロイ戦争を止めようとしているのに、
結局、起きてしまった勢いが止まらない。
ユリスがいうようにエレーヌを拉致した事で
トロイに足を踏み入れたギリシャ人の征服欲は
止められなかったのかもしれないし、
どうしても戦争をしたいデモコスの口に
戸を立てる事は出来なかった。
背景をみているとそれは戦争を止めたかったけど
その流れを指をくわえてみる事しか
出来なかったジロドゥの苦悩の結果なのでしょうか?
…何か凄くやりきれない思いがしました。
流れが出来る前に止めないと人の良心だけでは止められないのでしょうか?
でも、最初のきっかけである「神のしかけた罠=運命の人質」に
人に気づくのは本当に難しくて
そう思うと凄く悲しい気持ちになるお話でした。
だからこそ、歴史からそれを見分ける目を養わないといけないのだろうけれど
それは本当に難しい…

最後、カッサンドルが「トロイの詩人は死にました。
この後はギリシャの詩人が語るでしょう」って台詞が
ぞっとしました。
滅びたものは、自らの滅亡の言い訳として
叙事詩を奏でる事すら
許されないのですよね…。
作中、一番印象に残ったセリフでした。

田邊君のパリスは良かったな。
何か彼は厭世的であまり頭を使いたがらない役の方が
似合う気がします。
久雄の時から厭世的な感じだけど、
考えすぎて思いつめるタイプっぽくないなあと
思ってたので今回はぴったりでした。

阿久津さんのエクトールはかっこいい~vv
坂本さんのアンドロマックが
「エクトールとなら不義を犯したかもしれません」みたいな台詞を行った時に
うんうん、と思うくらいかっこよかった(^^)。
やっぱ阿久津さんは真面目で誠実系が似合いますよ。
ラダメスでもみてみたいなあv

とりあえず次回の四季は10月の仙台美女と野獣です★
最前列なので楽しみですよ(^^)わくわく。


終演後、会員限定の舞台美術セミナーに参加しました。
舞台美術の土屋茂昭さんが色々お話してくれました。
運命の足を設置してる所とか見えて嬉しかったなあ。
やっぱあれ部品ごとにばらばらなんですね。
衣装も兜とかおいて転げないように起きやすいようにしてるらしく
色々大変なんだなあと思いました。

聞いててびっくりしたのが
故金森馨さんが作った装置(結構元々は量があるらしい)を
シンプルなのが好きな浅利さんがどんどん外してって
今私たちが見てる数々の金森さんが作成した舞台が残ってるらしいってこと。
…舞台美術って全部舞台美術の人が決めるんだと思ってましたよ。
…思わず喧嘩とかしなかったのかなあ…と思いましたが
流石に聞けませんでした(苦笑)。
しかも話聞くとかなりの数を削ってるみたいで
舞台美術に人も作成する人も大変だなあと思いましたよ。

間近で戦争の門や運命の足を見えて嬉しかったです。
近くでみても全然発泡スチロールにみえないので
すごいなあとおもいました。
自由劇場にあがるのは始めですが
奥行きがとても広い劇場なのですね。
幅がそんなないので
こんなに奥まであるとは思いませんでした。
高さもどうやら高いみたいです。
何はともあれ色々面白いお話を聞けて楽しかったです。
ありがとうございました★

テーマ:劇団四季 - ジャンル:学問・文化・芸術

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