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図書館 【H×H レオクラ♀】

これも挫折した6倍数のお題から抜粋。
…偶然ファイル発見してかなり恥ずくて…捨てたくなったのですが・・・
…とりあえず読むものが多いに越した事はないかもしれないので
とりあえずあげておきます…。

…こんなもん書いてたのか…自分(汗)。はずすぎる…。

****** ▼ 追記記事 ▼ ******





「・・・なあ、クラピカ。」
「なんだ、レオリオ。」
レオリオの言葉にクラピカはうるさいなと言いたげな顔で本に伏せていた顔をあげた。
けれどそれも一瞬。
クラピカは人差し指でレオリオの背後のポスターをピッと指をさす。

『図書館では静かに』

そうして再び黙々と本と格闘を始めたクラピカにレオリオは大きく溜息をついた。




今日は二人で暮らし始めて三ヵ月目。
中々逢えなかった恋人と二人暮し。
それはとてもとても甘い幻想を沢山抱いていたし、概ね期待に応えてはくれた。
だけどやっぱりなれから来る寂しさみたいなものもある。
例えば今みたいなのは少し寂しい。
だってクラピカは本にばっかり夢中で、自分なんかいらないみたいで。
中々逢えなかった時期ならどんなに本に夢中になっていても
声をかければすまなそうに微笑んでくれたものだ。
それだけ二人の関係が良く言えば安定して平和なのを喜ぶべきだと思う。
だけど、安定しすぎてレオリオとしてはそろそろかまってほしい頃合でもあったりするのだ。



「なあ、クラピカ?」
「だから、図書館では静かに。」
「なあ、すぐ傍の公園で一緒にお茶しようぜ。」
「そろそろ終わるから待ってろ。」
「そうはいっても俺としてはやっぱり」
「・・・おかしなレオリオだな。何がやっぱりなのだ?」
「・・・お前がオレより本を見てるのが悔しい。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「レオリオ、お前、アホか?」
「うわ、馬鹿じゃなくてアホですかクラピカさん。」
「・・・一応言っておくが、関西圏の親愛を篭めたアホではなく、
関東圏のきつい意味のアホだからよろしく。」
「あんまりいうなよ~。オレだって恥ずかしい事言ってる自覚はあるんだぜ。」
「自覚があるならいうな。レオリオ」
そういう間にもクラピカは目を伏せたまま
レオリオの前でばたばたと机の上の本を畳み始まる。
全てをブックバンドに閉じ終えて肩に胸に抱くとレオリオから目をそらしたまま席を立った。
「クラピカ?」
机の上に一冊だけおかれた図書館の本とクラピカの図書カード、
それとクラピカを見比べるレオリオに後ろ手で手を振りながら
「はあ・・・レオリオのアホさに免じて今日は途中でやめるから
・・・それだけカウンターで借りてきてはくれないか?」
クラピカの言葉にレオリオはひゃっほうと叫び声をあげて
嬉しそうにカウンタに走っていく。



その姿を背中で見送りながら
クラピカはやっと、真っ赤な顔を両手で抑えられたのだった。
そうしてそんなクラピカさんは
恥ずかしくて居た堪れなくなったから席をたったのは事実なんだけど
・・・・・・・・・・それ以上に内心構ってくれないで拗ねていたレオリオに感動していたりして。
『・・・少し・・・私も二人でいる自然さになれすぎていたかもしれないな・・・』
なんて思いながら頬が緩んでしまうのもとめられなかったりしちゃったりして。
でもそんな顔をみられてレオリオにからかわれるのはイヤだからきゅっと顔を引き締める。
鏡がないから点検できないのが少し不安だけど多分きっと大丈夫。
それにもしもばれたって、今日はレオリオのために秘密に作ったものがあるから
話をずらせる自信はクラピカにあったりする。
まさかこんな事で役にたつとは思わなかったけど、供えあれば憂いなし。
そういう訳でクラピカはそっとブックバンドとは別に横に抱えた小さなカバンに手をあてた。



『・・・それにしても3ヶ月目というのは、お互いに寂しくなる時期なのかな。
じゃあ私が寂しいと思ったら、レオリオも寂しいと思ってるのかもしれないな・・・』




その後のお茶会は、クラピカが秘密で作ってきたフルーツサンドと
自動販売機で買った午後の紅茶で、お互いとっても幸せだったということで。
上手い具合に倦怠期を乗り切るコツを掴んでしまったクラピカさんなのでした(笑)。
どっとはらい。



(FIN)



テーマ:HUNTER×HUNTER - ジャンル:アニメ・コミック

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